旧NOVA
昨年10月の破綻(はたん)後、猿橋望元社長は社員らの積立金3億2千万円を流用した業務上横領容疑で今年6月に大阪府警に逮捕され、大阪地検が起訴した。関係者によると、猿橋元社長は周囲に「元受講生の方々に申し訳ない」と話しているという。7月の保釈後は大阪市内のマンションで一人暮らしをしている。
昨年10月の取締役会で社長を解任され、その翌日、NOVAは会社更生法の適用を申請。翌月、破産手続きに移行した。元社長は「何とか会社を再建させたかった」と悔しさを語ることもあるという。
業務上横領事件では、検察側・弁護側双方が争点を絞り込む公判前整理手続きが今月6日に大阪地裁で始まった。協議の場には弁護人だけが出席し、元社長本人は姿を見せなかった。元社長側は起訴事実を争う方針とされる。
NOVA破綻時の教室数は約670。昨年11月にNOVAの事業を引き継いだ学習塾運営の「ジー・エデュケーション」(名古屋市)によると、今年9月末時点で全国384の拠点があり、受講生8万1935人が入会している。
このうち、旧NOVA時代から運営し、破産管財人から譲渡された教室は126で、半数近くは家賃軽減などのため、近隣の別の場所に移転した。フランチャイズ方式も導入し、「今年度末までに、全国で計900拠点を展開したい」としている。
旧NOVA時代の受講生に対する優遇措置を設けており、いまの受講生の9割は継続者だという。看板などはそのまま流用したが、「旧NOVA時代のように膨大な広告宣伝費をかけて勧誘するようなことはしていない」としている。
外国人講師については希望者の雇用を継続したが、旧NOVAとの契約期間満了後に契約を更新しなかったり、教室再開までの待機期間中に帰国したりしたケースもあった。新たに契約をした人を含めた9月末現在の講師数は全国で657人。このうち約9割は旧NOVA時代から契約を継続したという。(阪本輝昭、本田直人)
朝日新聞
大手は安心かと思ったが・・
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